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19、物事を体系的にとらえる思考をする

 物事を体系的にとらえるのは大人でも難しいです。成績が伸びにくい子どものタイプ

として、問題をすべて一対一対応でとらえています。つまり、同じ聞かれ方をした問題でないと答えられない。答えはおなじでも、問題の聞かれ方が変わると分からないのです。

 例えば、英語でいえば、単語はわかっていても英訳のしかたが分からない。社会では、事件や人の名前は知っていても、事件全体の内容が分からない。その人が何をしたのか分からない。というような感じでもあります。

 ではどのようにすればいいのでしょうか。頭の中に大項目、中項目、小項目といった引き出しをつくり、問題のパターンをその引き出しに分類・整理をしていく。また、場合の数でな習ったように樹系図のようにツリーで流れをつくってしまう。この方法は「マインドマップ」として有名です。そうすれば、物事を全体的にとらえ、体系的に理解できていくのです。

このようにつながりができると、知識量も増えて忘れにくくなります。記憶力や理解力がアップしてくるのです。物事を現象面のみでとらえることなく、本質を見抜くことができるようになるのです。

 このような思考を身につけることは、社会人になってからの仕事にも役立ちますし子育てにも役立ちます。

2019年04月03日

18、解く時間を工夫する

 問題は普通は時間を気にせずに解いていきますね。新しいテーマはじっくり時間をかけてもいいですが、一度やったテーマの問題は、時間を決めて速く解くことが重要です。このことによって集中力がつき理解力もアップします。ただよく間違える場合は、時間をかけて丁寧に確実に解くようにこころがけましょう。

2019年03月29日

17、間違いノート、重要項目ノートの作成

 間違った問題は、間違いノートを作ってそこに問題を書いたり、場合によって

はそこをコピーしてノートに貼っておくといいですね。

 これは、数学はもちろん、英語では英単語で覚えていないものをまとめてもいいです。さらに重要構文を記入しておくのもいいですね。理科や社会は参考書などをコピーして重要項目を貼っておくのもいいです。

 次に学習を始めるときは、必ずこの重要項目ノートに目を通す習慣をつけることが大切です。何回も見ていると自然に記憶できたり理解できたりできるようになるものです。

せっかく作ったのに使わないのでは「宝の持ち腐れ」になってしまいます。

2019年02月03日

16、1回問題をやったら終わりではない

 生徒に以前やった問題と同じ問題を練習させるとき、「先生、これは前にやりました。」という人がいます。「それでは今回は満点ですね。頑張ってください。」といいます。ところがほとんど人が、前に間違ったところと同じところを間違えます。ひどい場合は、前簡単にできたところが今回は間違ってしまうこともあります。

 おわかりのように、完璧に間違い内容を理解できていないということです。それでは成績も伸びません。塾で先生から間違いを教えてもらったのに、しっかりと復習できていないのは自分自身の責任です。やるのは自分しかないのです。自分が確実になるまでやり直すという意識が大切なのです。

2019年01月04日

15、何故間違えたのかを追求すること

 間違い直しは重要です。特に、何故どこがどのように間違ってしまったのかをしっかり見極める必要があります。一度間違った問題は二回目もほとんど間違います。ほとんどの人がそうです。それは、間違った問題の原因をしっかりとつきとめ理解するまで徹底的に復習していないからです。

 また、間違った問題をすべて間違い直しする必要はありません。答えを見て全く分からなければ×、答えを見てなんとか分かったものは△、うっかりミスや計算ミスなど問題の勘違いなどは〇、3ランクに分けます。その中で、〇と△の問題ができるようにすればいいのです。×の内容は今のレベルでは難しいのでもう少し内容が理解できるようになってからすればいいのです。

 また、間違い直しは2~3回はやっておくと、個人差はありますがしっかりと定着するようになるでしょう。

2018年12月28日
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