物事を体系的にとらえるのは大人でも難しいです。成績が伸びにくい子どものタイプ
として、問題をすべて一対一対応でとらえています。つまり、同じ聞かれ方をした問題でないと答えられない。答えはおなじでも、問題の聞かれ方が変わると分からないのです。
例えば、英語でいえば、単語はわかっていても英訳のしかたが分からない。社会では、事件や人の名前は知っていても、事件全体の内容が分からない。その人が何をしたのか分からない。というような感じでもあります。
ではどのようにすればいいのでしょうか。頭の中に大項目、中項目、小項目といった引き出しをつくり、問題のパターンをその引き出しに分類・整理をしていく。また、場合の数でな習ったように樹系図のようにツリーで流れをつくってしまう。この方法は「マインドマップ」として有名です。そうすれば、物事を全体的にとらえ、体系的に理解できていくのです。
このようにつながりができると、知識量も増えて忘れにくくなります。記憶力や理解力がアップしてくるのです。物事を現象面のみでとらえることなく、本質を見抜くことができるようになるのです。
このような思考を身につけることは、社会人になってからの仕事にも役立ちますし子育てにも役立ちます。